今回は、めでたく第一子をご出産されたご家族の、ニューボーンフォト撮影に同行してきました!
出産から3週間以内という限られた瞬間でしか撮影できないニューボーンフォト。神秘的で貴重な新生児の姿を残せるとして、OurPhotoでもとても人気がある撮影ジャンルの1つです。
ニューボーンフォトの出張撮影に興味を持たれている方に向けて、撮影の流れを中心にお伝えします。
ニューボーンフォトの種類と安全
ニューボーンフォトにも、実は種類があることをご存知でしょうか?
一般的に、ポーズドニューボーンフォトとナチュラルニューボーンフォトという2つに分類されます。今回の撮影同行は、様々な衣装やプロップス(小物)とともに、すやすや寝ている姿を残していくポーズドニューボーンフォトになり、一般的に「ニューボーンフォト」と呼ばれているのは、こちらになります。
OurPhotoでは双方の良い点を組み合わせたものも含めて、様々なスタイルのニューボーンフォト撮影がされています。撮影時間やフォトグラファーとの調整ができれば、自然な姿のナチュラルスタイルと、神秘的なポーズドスタイル両方を撮影することも可能です。
「ポーズドニューボーンフォト(アートニューボーンフォト)」
リースやカゴなど華やかな飾り付けを用意し、おくるみを巻いた赤ちゃんを寝かせて撮影する芸術性の高いニューボーンフォトです。赤ちゃんが完全に眠った状態のときにしか撮影できないポーズや、撮影後に写真の合成が必要なポーズもあります。
「ナチュラルニューボーンフォト(ライフスタイルニューボーンフォト)」
日々の寝かしつけや授乳シーンといった生活の流れを再現する、より日常に近い形で撮影するニューボーンフォトです。
ニューボーンフォトの詳しい解説はこちら
OurPhotoでニューボーンフォトを撮ろう
ご自宅にお邪魔し、撮影準備
今回同行させていただくフォトグラファーはばっしーさん。ご依頼者や赤ちゃんとの挨拶を交わしてから準備にとりかかります。
まずは撮影場所の確保。この日は少し雨模様でしたが、より光が取り込める窓際に撮影場所を決め、撮影道具を収納しているキャリーを搬入します。
※撮影用の小道具(おくるみや衣装、リースや造花などの飾り、背景となるマット等)や照明機材の有/無と種類は、フォトグラファーや撮影環境により異なります。ご依頼者さまに小道具のご用意をお願いすることもございます。今回は、全てフォトグラファーが持参しました。
搬入が完了したら、まずはご自宅の洗面所をお借りして手洗いと手指消毒をします。ニューボーンフォトは大事な赤ちゃんをお預かりしますので、忘れずに行います。
また、必ずマスクを着用の上、エプロンも着用。安全に十分配慮して撮影を行います。
身支度を整えたら、ホワイトノイズを流しながら撮影スペースのセッティングをしていきます。
今回の撮影は大体2〜3畳くらいのスペースで撮影を行なっていきます。
セッティングをしている間に、今回の撮影のためにばっしーさんが持ってきた衣装や小物も出していきます。衣装は5着ほど、そのほかたっくさんの小物を用意してくださっていました!
事前にお打ち合わせをしていたようですが、衣装を目の前にすると可愛くて迷ってしまいますね。
ばっしーさんとも相談して、今回撮影する衣装を決めました。
スペースのセッティングを終えたら、赤ちゃんをお預かりしてテキパキと、でも優しく丁寧におくるみを巻いていきます。
撮影開始
いよいよ撮影開始です!人に囲まれて緊張したのか、おくるみを巻いてもぱっちり起きていたので、先にママパパとの撮影を進めます。
赤ちゃんの様子をしっかり見つつ、指示をしながら撮影を進めていきます。
出来上がりの写真はこのような感じに。シンプルなおくるみと王冠で、ママパパともリンクしたコーディネートが良い感じですね。
そうこうしているうちに赤ちゃんもすやすや寝てくれました。いよいよ主役の撮影に移っていきます。
まずは編みこみのかごに本を立てた背景、そして生まれた時間を設定した時計を添えて1シーン目の撮影をします。
出来上がりの写真がこちら。とってもおしゃれに仕上がりました!
続いて、同じ背景にお花を添えて、ご依頼者が用意したタペストリーと一緒にパシャリ。
さて、続いて2シーン目。クッションの上にドレープカーテンのような間ピンク色の布を敷いて背景にした構図です。出来上がりの写真がこちら。今度は自然な姿を写真に残しました。
途中、ミルク休憩を挟んで3シーン目の撮影に移ります。こういうシーンも、撮影の良い思い出に残りますよね。
3シーン目はベッドに寝ているような構図で撮影。出来上がりの写真はこちら
ママパパの手も添えて、愛らしいお写真も撮っていきます。
とても温かい雰囲気の写真が撮れました!
撮影の合間にて、以下のようなオフショットも撮れました。こういう何気ないシーンを残せるのも、出張撮影ならではですね。
撮った写真を確認、撤収
ご依頼者と一緒に、その場で撮影した写真を確認します。終始「かわいい〜!」の声がやまない、とても期待の高まる素晴らしい写真ばかりでした。
この後、レタッチしたのちに2週間以内に納品となります。
※撮影から2週間以内に、OurPhotoの会員ページから明るさ等の調整後の写真がデータで納品されます。本記事内でご紹介しているフォトグラファー撮影の写真は、明るさや色味などの調整(レタッチ)後のものです。
最後に、撮影道具をぱぱっと片付けて、この日の撮影は終了です。
まとめ
ニューボーンフォトの撮影に密着してレポートしました。
ニューボーンフォトは、出産の状況もよめない中だったり、初めての出産の方は産後どのような環境になるのか不安な中でご依頼いただく撮影ジャンルです。
そのため、出産直後のタイミングでフォトグラファーに写真を撮ってもらうことはハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。
それでもこんなにもニューボーンフォトが人気なのは、新生児の時にしか残せない写真であることや、撮影自体が良い思い出に残る、という魅力があることを改めて認識しました。
OurPhotoには、ばっしーさんのように衣装や小物をご用意可能なフォトグラファーも在籍していますので、ぜひお気軽にご依頼ください!
ご依頼者様からいただいたコメント
妊娠中から『生まれて間もない貴重な新生児期の写真を残したい』と思っていました。
ですが、1ヶ月健診前に外出することが不安だったため、自宅に来ていただける出張撮影を利用しました。
今回撮影を担当してくださった方は、お人柄も和やかな雰囲気でとても素晴らしく、信頼できるフォトグラファーさんでした。
メッセージのやり取りから丁寧にご対応いただき、撮影、納品までスムーズかつ丁寧で大変満足でした。
妊娠後期に入ってから予約をしたのですが、いつ生まれるか読めない中、出産日に合わせて予約日の変更を臨機応変にご対応いただけたことはとてもありがたかったです。
当日の撮影では、構図など全てお任せしてしまいましたが、納品データを拝見してとっても素敵でご依頼して本当に良かったです。
家族撮影もしてくださったり、授乳しているところやお着替えしているところなども撮ってくださり、日常の何気ない瞬間を素敵な思い出として写真に残すことができました。
また機会があれば迷わず出張撮影を利用したいと思います!