今回は家族でのお花見の出張撮影に同行しました。春になったらやっぱり桜!お花見ですね。満開の桜との家族写真は一生の記念に残しておきたいもの!でも、小さいお子さんとの家族写真となると、カメラを向いてくれなかったり、笑顔になってくれなかったり、泣き出してしまうなんてことも。なかなか難しいですよね。出張撮影ではどのようにして爽やかな笑顔を引き出しているのでしょうか。
ゆっくりと仲良くなりながら桜スポットへ
日差しの暖かな撮影日和に、公園の広場で待ち合わせ。笑顔で和やかにあいさつします。ご依頼者もパステル調のお洋服で春らしく素敵にキメていますね。お子さんはまだ少し緊張した面持ちです。
撮影前のフォトグラファーのカバンの中をのぞいてみましょう。レジャーシートや風車や花など撮影に使えそうなものがいろいろ入っていますね。事前に聞いたお子さんが好きなキャラクターの人形やおもちゃも入っています。これが後で役立つんです!
あいさつと撮影の流れの説明を終えて撮影スポットに移動開始。フォトグラファーが事前に確認していた撮影場所まで移動します。まずはゆっくり仲良くなるところから、移動中もおしゃべりをしながら、緊張をほぐし、ご依頼者との距離を縮めます。どんな写真を撮りたいか、どう撮るかもしっかり話し合います。
桜を背景に自然な笑顔を引き出すワザ!
満開の桜スポットへ到着し、撮影スタート。 移動してきた流れで、少し遠くから歩いてくる様子を撮影します。お子さんもご両親としっかり手をつないで、段々楽しくなってきたのか軽く飛び跳ねながら歩いてきてくれました。
そうして少し遠くから撮影した写真がこちら。フォトグラファーがはなれて気にならない距離になったことで、いつもの3人の空気感がそのまま感じられる写真が撮れました。少し低めのアングルで撮ったことで、遠くまで続く満開の花が背景いっぱいに広がって、きれいですね。
次に、フォトグラファーが用意していた人形を使いながら、お子さんの緊張気味な表情から自然な笑顔を引き出します。幼稚園の先生をしていたというフォトグラファー。慣れた様子で何度も名前を呼びながらお子さんの興味を引きます。そのまま引き付けて、 寄りめに一枚パシャリ☆
ふっと口角が上がったタイミングをばっちりきりとっています。見ているほうも笑顔になるような自然な笑顔ですね。空と桜のシンプルな背景は専門知識のあるフォトグラファーの写真らしいボケ感があり、より表情に目が行く構図になっていますね。
続いて、動きを付けて生き生きした表情を狙います。お父さん渾身の高い高い!お子さんもご機嫌です^^ フォトグラファーも表情を逃さないようにしっかりカメラを構えます。
撮れた写真がこちら。今にも動き出しそうな躍動感がありますね。3人とも最高の笑顔で、心から楽しんでいる様子も、ご家族の仲の良さも伝わってきます。春らしい爽やかで軽やかな印象の写真ですね。
突然の「機嫌悪い」も小物であやして
次にレジャーシートを敷いて座っての撮影、にいこうかなと思った時に、お子さんが泣き出してしまいました。慌てたようすのご両親。しかし、フォトグラファーは落ち着いた素振りで持ってきていたおもちゃを振りながらあやします。それを見てご両親もいっしょに声をかけます。
お子さんがおもちゃに興味をもって泣き止んでくれました!ご両親もほっとしたようす。そのまま引き付けて、シャッターチャンスを狙います。
こうして撮った写真がこちら。お子さんのご機嫌をそのままキープして、ご両親のふわっと優しくほほえんだ表情を逃さずパシャリ。さっきまでぐずっていたのがうそのよう。満開の薄ピンクと若葉の緑が、あたたかく優しげな3人の雰囲気を盛り立てていますね。
これにて本日の撮影終了。ご依頼者もフォトグラファーも笑顔です!撮影の時間も楽しい家族の思い出の時間になったのではないでしょうか。
まとめ
桜をバックにした家族写真の撮影同行レポート、いかがだったでしょうか。ご依頼者様からは「当日たまたま子供の機嫌がイマイチでしたが、素敵な写真を撮っていただき感謝です!キレイな満開の桜の中、優しい明るい雰囲気の写真が撮れて満足です。ありがとうございました。」とコメントいただきました。フォトグラファーは、小物やおもちゃを使いながら上手にあやして笑顔を引き出していましたね。
ご家族だけで写真撮影となると、誰かが撮影役に回ってしまったり、あやすのを一緒にやらなければいけなくなったりして、そのうえで綺麗な写真を撮ろうとするとなかなか大変なもの。お子さんをあやすのに慣れたフォトグラファーに依頼すれば、ご家族の負担も軽減でき家族みんなで楽しみながら素敵な写真を撮ることができますよ。
これからだんだんとあたたかくなり、桜をはじめとした春の花が咲き始めます。出かけたくなる春の季節に、今しか撮れない子供の成長の記録を家族みんなが写った写真で残すというのも良いのではないでしょうか。