本来は秋がオンシーズンの七五三ですが、今回は6月にご祈祷と撮影をすることになりました。主役は元気いっぱいな男の子2人!それぞれ、満年齢で2歳と4歳、数えで3歳と5歳の兄弟です。どうやって撮影が進んでいったのでしょう。それでは、密着レポートを見ていきましょう♪
目次
1. 早撮りとなった七五三
2. どうなる撮影?暑いぞ!ロケハンシーンの紹介
3. 待ち合わせ〜撮影開始!
4. 撮影開始!神社でのご祈祷の様子も撮影
5. 暑い日には撮影中にも休憩を挟む
6. お手水とお参りシーンも写真に納める
7. 最後に拝殿前での家族写真で撮影終了
8. おまけ:実際にはこんな写真もありました
9. まとめ
早撮りとなった七五三
11月15日が「七五三の日」とされているため、秋の行事として知られる七五三ですが、さまざまな理由やメリットから、秋以外に早撮り/後撮りをされる方もいらっしゃいます。
今回は、ママが第三子のご出産をされる前(産休中)に、お祝いと記念の出張撮影をしたいとのご希望で、早撮りとなる6月にご依頼くださいました。
《七五三の早撮りメリット》
- 空いている!混んでいない!
- フォトグラファー、神社のご祈祷、衣装レンタル、美容院の着付け、いずれも予約が取りやすい
- 衣装レンタルや美容院の着付けなどは、シーズンオフで安めの場合も
- フォトグラファーも繁忙期価格に設定していないことが多い
《七五三の早撮りデメリット》
- 千歳飴など、七五三ならではのお祝いの品が、神社や量販店で準備されていないことがある
- 季節によってはとても暑い、またはとても寒い
どうなる撮影?暑いぞ!ロケハンシーンの紹介
撮影当日は、朝からピカピカの太陽が緑を照らします。6月ということで、まだ梅雨時期。雨を心配していたので、この太陽に一安心。ですが、6月としては記録的な暑さとなりました!
OurPhotoでは、待ち合わせの1時間〜30分前までに現地に到着することと、撮影前までにロケハン(現地の下見)を終えることをフォトグラファーの皆さんにお願いしています。今回のフォトグラファーのしばこ。 / shibacoさんも、撮影場所に早めに到着。到着時点で汗だくになる気温ですが、しっかりとロケハンです。
「この構図はどうかなー?」と実際にカメラを構えるロケハンのスタイルですね。写真に撮ったときの見え方や撮影するルートを確認しながら、お賽銭を入れてのお参りもきちんとしておきます。
待ち合わせ〜撮影開始!
さて、ご依頼者ご家族が到着したようです。神社の入り口で待ち合わせて、フォトグラファーとご家族が初対面を果たします。
暑かったので、お兄ちゃんは羽織を、弟くんは被布(3歳用のベストタイプの着物)を、まだ着ていませんでした。フォトグラファーは、ママによる兄弟の着替えを待ちつつ、スマートフォンでゲームをしたいお兄ちゃんと、暑くてジュースを飲みたい弟くん2人のペースに合わせ、目線を合わせてゆったりとコミュニケーションを取っていきます。
「今日はよろしくねー!」「お名前教えて♪」
あわせて、ご家族を気遣って「マスクを外しても良いですか」と確認するフォトグラファー。この日は、フォトグラファー自身の熱中症も心配になる気温です。ママに「もちろん大丈夫です!」と言っていただいたので、終始マスクを外させてもらうことに。
そうこうしている間に、着替えが終わりました。「さあ、準備完了だね!」と声をかけたら走り出すお子さまたち。さっそく、元気いっぱいですねー^^
撮影開始!神社でのご祈祷の様子も撮影
まずは、すぐにご祈祷をするため、拝殿に向かいます。ご祈祷については、ママが事前に神社にご祈祷をしたい旨を伝えていたほか、当日にも申し込み用紙の記入をしました。
今回の神社さまでは、拝殿内やご祈祷シーンの撮影もOKをいただきました。当日の拝殿内で、神主さまに「撮ってはいけないものはないですか」といった確認もしましたが、自由に移動しながら撮って良いとのことでたくさん撮らせてもらうことに♪
拝殿内の撮影がOKでも、撮ってはいけない神具やシーンがある場合もあるので、都度の確認が大切です!
ご祈祷の開始を待つ間、親子がシンクロした可愛らしいシーンが撮れました♡
祝詞中の様子もパシャリ。お兄ちゃんは真剣に目を閉じ、弟くんはじっくり聞き入っていますね!目を閉じていたパパママからは見えなかった貴重な一枚になったはずです。
玉串をお供えする「玉串奉奠」の様子も、神主さまより「前に出て撮って良いですよ」とのお言葉をいただいたので撮影をさせてもらいます。
ご家族全員で玉串をお供えする様子の写真も貴重ですね!
ご祈祷のあとは御神前で集合写真!神社の方からご祈祷のお土産をもらえて満足の兄弟です。
暑い日には撮影中にも休憩を挟む
ご祈祷のあと、実は神社からのご祈祷のお土産(おもちゃ)の取り合いでちょっぴりケンカになりそうだった兄弟。当日は暑かったこともあり、本格的なケンカが始まってしまう前に、一旦、水分補給とお菓子タイムをすることに。
お菓子で一息付いて、兄弟のご機嫌も大丈夫そう。フォトグラファーも、笑顔で積極的にコミュニケーションを取るので、兄弟もどんどんフォトグラファーに馴染んでいきます。
水分補給とお菓子タイムをしながらも、座る位置などを適宜指示するフォトグラファー。何気ない様子を撮っていきます。
「お兄ちゃん、ママの横に座ってあげてー」「弟くん、おやつ美味しいね^^」
撮れた写真はこちら。母子で写る写真って意外と少ないので、こうして撮ってもらえると嬉しいですよね。
お手水とお参りシーンも写真に納める
休憩で充電したあとは、ご祈祷のバタバタで最初にできなかったお参りをすることに。お参りの前に、まずはお手水です。
「冷たくて気持ち良い〜!」
そして、お賽銭を入れてお参りも!何をお願いしたのかな。
最後に拝殿前での家族写真で撮影終了
だんだんと、撮影の終了時間が近づいてきました。最後に、家族の集合写真をもう一枚撮っておきましょう!
うん、良い写真が撮れました♪
ここで、撮影は終了です。最後まで元気いっぱいのお子さまたち。挨拶をして現地で解散します。
「お昼ご飯は何食べるのかなー?」とフォトグラファーとお子さまの他愛のない会話が最後まで聞こえていました。
おまけ:実際にはこんな写真もありました
弟くん、みょーん!となっています!これはこれで思い出になるかも。
まとめ
今回は、七五三の早撮りに密着しました。6月という梅雨時期の撮影で雨の心配をしましたが、予想に反して晴れて真夏日に。暑い中での撮影となりました。それでも、お子さまたちは、慣れない着物姿でも終始笑顔で元気いっぱい!フォトグラファーは、そんな元気なお子さまたちのペースに合わせて動き回り、柔軟に休憩を挟んだり、予定していた撮影ルートを変更したりしていました。フォトグラファーが、笑顔でコミュニケーションをとり続ける姿も印象的でした。
撮影された写真は、自然体なご依頼者ご家族の姿がたくさん写っていて、思い出に残る貴重な写真ばかりになったのではないでしょうか。ご依頼者からは、「子供たちの自然な表情を撮っていただき大変満足です!」「家族写真っていいなぁ、と改めて思いました。」とご感想をいただきました。
なお、OurPhotoでは、一般的に30分ほどかかるご祈祷の撮影も希望する場合には、撮影中にバタバタしないためにも、2枠(1枠50分×2)以上からご予約いただくことをオススメしています。撮影を依頼するフォトグラファーと、事前によくご相談ください。