「”3・2・1”と言ったらこちらを向いて」とか、「あの木を見て」とか、少しずつ指示を出していきます。撮影中に間が空くと、お客さんがどうして良いかわからなくなってしまうので、続けざまに、バンバングイグイ指示を出しています。
大学卒業後にロンドンに留学し帰国後システム会社に勤務。その後一眼レフカメラに夢中になり写真家に師事。アシスタントをしつつ撮影ノウハウを学ぶ。現在は出張カメラマンstudio decoとして活動中。
自分に子供が生まれたことをきっかけに、初めて一眼レフを買いました。一眼レフはコンパクトデジタルカメラとは撮れるクオリティが全く違うので、あっという間に夢中になったんです。
はじめは自分の子供を主に撮影していたのですが、撮影がとても楽しく、徐々にフォトグラファーになろうと思いはじめました。約3ヶ月間、キヤノンのEOS学園の初心者コースで基礎を学んだ以外は独学で、本などを読んで勉強しました。
専業フォトグラファーになったのは、2014年の終わりごろです。その頃、主に公園で出張撮影をしているある写真家さんが研修生を募集しているという情報を友人から聞いたんです。それで、その研修生に応募して、1年ほどその写真家さんの元で撮影ノウハウを学びました。
その写真家さんは、どんどん研修生に撮らせるタイプの人だったので、お客様を撮らせてもらう機会がたくさんあり、だんだんと撮影に慣れていきました。実践で学んで、自信をつけていった感じです。
2015年秋頃には、その写真家さんに「公園での撮影会をやってみないか」と言われ、任されるようになっていました。研修生の次の1年間は、その公園の撮影会をやっていました。
公園撮影会などをして、撮影経験も増えた2016年始めに、OurPhotoに出会いました。
SNSでいろんなカメラ教室の情報が流れてくるんですが、その中に、「PHaT PHOTO × OurPhotoの家族写真の撮影講習会」の情報が出てきて、OurPhotoを知ったんです。その撮影講習会に行った上で、「公園での家族写真撮影はもちろん、カップル、七五三、お宮参りなどの他のジャンルを受けていきたい」と思っていたので登録をお願いしました。
七五三やお宮参りなどは家族にとって大切な行事ですので、その様子をしっかりフォトグラファーの手で、良い写真で残せたらいいなと思っています。
フォトスタジオと違って、ナチュラルなお客様の姿を写せるのが良いですよね。自然な姿の写真をとても喜んでいただけるので、撮って良かったなーと感じています。残していくことにやりがいを感じていますが、喜んでもらって、さらに収入にもなるので嬉しいです。
できるだけ普段の姿で参加してもらいたいので、お客様にリラックスしてもらうよう心がけています。
特に、撮影時間の最初の方は、どうしても顔が強ばってしまうので、カメラを見なくてよいようにしています。家族同士で話をしていてもらい、その様子を撮影しています。
そこから、タイミングを見て、「”3・2・1”と言ったらこちらを向いて」とか、「あの木を見て」とか、少しずつ指示を出していきます。とにかく自然な姿を撮影したいので、遊んでもらったり、歩いてもらったり、走ってもらったり、親御さんに抱きついてもらったりとか、とにかく動いてもらうようにしています。
撮影中に間が空くとお客さんがどうして良いかわからなくなってしまうので、続けざまに、バンバングイグイ指示を出しています。“自然に”とはいえ、もう少し寄ってくださいなどの指示ももちろんしています。
まずは、撮影の最初に「がんばろうね」ってお子様に言ってます。お母さんと遊んでいるときのお子様は、特に良い表情をするので、じっとしてもらうというよりは遊んでいてもらうことが多いです。
年齢にもよりますが、1歳くらいまでのお子様だとなかなか指示が通らないので、例えば、ご両親に分かれて立ってもらって、お母さんのほうからお父さんの方へお子様と一緒に走ってもらうなど、親御さんにお願いをするのが主です。そこを撮影しています。
3歳くらいになると、徐々に言葉もわかってくるので、簡単な指示出しはします。「この花をお母さんに渡してきて」とか「かくれんぼしようね」と声をかけて木から顔だけ出してもらったりします。
あとは、キャラクターの人形(アンパンマンなど)を用意しているので、それを帽子の上に乗せて撮影します。撮影していると人形が落ちてくるので、そこで笑ってもらえるんですよ。
家族撮影でお子様が赤ちゃんだったらご夫婦に話しかけるんですけど、もう少し大きい子供だと仲良くなっていい表情もらわなきゃと思うので、子供とも会話しています。
チャットでは、撮影に用意してほしいものとして、小道具やお気に入りのおもちゃなどについてお話をしてます。あとは、ご家族のメンバー構成や、年齢、性別を聞きます。雨天時の案内や、簡単な服装のアドバイスもしています。
チャットで聞き出した情報で、お子様が女の子だったら花かんむりを用意したりと、自分で手持ちの小道具を持っていくこともあります。
服装をアドバイスする際は、黒やグレーでは明るさが足りないので肌映えの良い色を勧め、カジュアルな撮影だと「服や身につけている小物などがリンクしている服装が良いですよ」「芝生に寝転ぶと汚れるかもしれませんよ」などと伝えています。
それから、撮影の流れも書いてます。「当日は、散歩して → 座って遊んでもらい → パパママそれぞれとのカット → お子様ソロショットと撮ります」など、自分で決めて具体的に伝えています。それ以外に撮りたいものの希望があったら言ってもらっています。
初めての場所でも何度か行っている場所でも、基本は1時間前に現地について、ロケハンをしています。撮影ポイントは5ヶ所くらい見つけておき、光の具合を見ています。何度か行ったことがある撮影ポイントでも、急に工事していたり団体さんがいたりということもあるのでちゃんとチェックしていますね。
1枠50分の撮影で、だいたい200枚は撮ります。なんとなく渡せそうな写真が80枚くらいになるんですが、そこからセレクトして規定の30枚を納品です。
撮影時は、撮ったらすぐに自分で1枚ごとにモニターでの確認をしています。よく撮れた時はお客さんにも見せています。以前、「見せてもらった写真が納品写真に入っていない」と言われたことがあるので、今は全部を見せていないですが、撮影の最初の段階ではテンションをあげてほしいので、数枚、モニターを見せています。
レタッチは、Lightroomで明るく鮮やかに仕上げるようにしています。彩度を上げ、明瞭度は基本+5%で、くっきりさせたいときは+10%です。
ハイライトとホワイトは -50、シャドーは +50が基本です。黒レベルはその時によりますが、団体撮影でフォーマル系のときはいじらないで、カジュアルな家族写真で、ふんわりしたいときは、最大で+50くらいまでにします。でも、基本は触っていないです。それと、緑の鮮やかさも上げるようにしています。保存している設定で一回自動レタッチをしたあと、大変ですが、1枚1枚レタッチしています。
Photoshopも持っていますが、Photoshopはよっぽど目立って気になるゴミなどが写り込んでいる時のみに使用しています。
とても緊張しました。いっぱいいっぱいになってしまって、周りが見えていなかったですね。子供を追いかけるのに必死で、お客様しか見ていなかったので、背景などに気が回らなかったんです。人やゴミ箱などがたくさん写り込んでいました・・。現場で気付くことができなかったんです。
公園だと撮影しようとしていたポイントに急に団体さんが来たり、ブルーシートやテントを設置されてしまったりがあるので、予定変更をせざる得なくなることもあります。
あとは、ある神社で七五三の撮影をしていた時、紙風船で遊びながら「それ良いねー」「かわいいねー」とおしゃべりながら撮影していたら、うるさかったようで神社の人に怒られてしまいました。
私は基本は独学なので、暇があれば他の人が撮った写真を見るようにしています。ほぼ毎日、OurPhotoのフォトギャラリーと、SNSでフォローしている好きなカメラマンさんの写真を見ています。ほかには撮影が迫ってからインスタやピンタレストもチェックしています。
「家族だったらこう撮りたいな」というのはあるのですが、他に良い構図がないか参考にしています。特に、ピンタレストだと海外のおしゃれな写真なども多いので、「wedding」「子供」のフォルダを作って、ピンして集めています。写真を見て参考になるものがあれば、本番でいきなり試すのではなくて近所の公園で練習しています。
それから、女性向け雑誌のチェックもしています。明るくおしゃれな写真を載せている旅行雑誌、女性ファッション誌などを見ています。「明るい」「おしゃれ」な写真は目指すところです。
あとは、小物使いの参考に雑貨屋さんへも行きます。他のカメラマンさんの小物の使い方に注目したりもしています。
フォトグラファーにとっては、自分の空き時間にスケジュールを登録でき、自分の得意分野の登録もでき、金額も自由に設定できるところが良いと思います。納品枚数も1枠30枚と決まっているので、無理がない範囲で撮影できると思います。
ナチュラルで可愛い家族写真を撮っていきたいです。そして、それを気に入ってもらえるフォトグラファーになりたいです。
撮影ジャンルを選べるので、まずは登録して得意分野だけでも撮影してみたら良いと思います。最初は緊張しますが、チャットで要望をよく聞いて入念にロケハンすれば大丈夫だと思います。撮影金額も自分で決められるし、30枚納品ならレタッチにそこまで時間を取られないですよ。
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