今回の主役は、笑顔がはじける5歳の男の子。主役のお子さま、ママ、パパの3人で、七五三詣りをする様子を記念に撮影してほしいとのご依頼です。
撮影会の最後に撮った集合写真では、すっかり打ち解けた様子のご依頼者家族とフォトグラファーでしたが、どのような撮影会となったのでしょうか。1枠50分があっという間に感じる、楽しい撮影の様子を見ていきましょう♪
目次
1. 笑顔の七五三詣りに心配事?!
2. 待ち合わせ〜撮影準備
3. テキパキと撮影開始!
4. 参拝シーンの撮影
5. ポーズを微調整して記念写真
6. 楽しい工夫がいっぱいの撮影
7. 今日一番の笑顔で家族写真
8. まとめ
笑顔の七五三詣りに心配事?!
お子さまの通過儀礼としても人気の「七五三」の出張撮影。成長記録としても、絶対に素敵な写真で残してあげたいジャンルの撮影です。しかし、いざ出張撮影をするとなると心配や不安もありますよね。
こちらの写真のように、ご家族の楽しくあたたかい雰囲気が伝わってくる笑顔はじける写真の裏にも、ママ・パパの心配事がありました。
《七五三の撮影で心配なこと》
こちらのような心配事は、全て問題ありませんでした!
- 出張撮影のフォトグラファーはどんな風に撮影してくれるの?
- 慎重派でママやパパから離れられないけど、ソロ写真は撮れる?
- スタジオみたいに決まった背景がないけど大丈夫?
- 50分の撮影って短い?長い?
待ち合わせ〜撮影準備
ご依頼者と、撮影場所の下見をばっちり終えた今回のフォトグラファーの松井シンジさんが、事前にチャット(メッセージ機能)で打ち合わせをしていた待ち合わせ場所で合流。挨拶を交わしたら、撮影の準備をします。フォトグラファーは、ご依頼者とコミュニケーションをとりながら、細かな機材の準備を行っています。
当日は暑かったため、主役の男の子は羽織を現場に到着してから着用していました。また、到着まで普段履きの靴を履いていたため、ここで撮影用の雪駄への履き替えとなります。
《七五三の「履き物が痛い」問題》
七五三の出張撮影では、お子さまが慣れない着物用の履き物(雪駄・草履・下駄)で足を痛めてしまうことはよくあること。
ご自宅から撮影場所までの移動時にも着物用の履き物でいらっしゃると、撮影前から疲れてしまいます。撮影場所に到着するまでは、履き慣れた靴で移動するのは良い方法です!
また、撮影終盤には、普段履いている靴に再び履き替えて、フォトグラファーには足元が目立たない撮影をお願いするのもオススメです。
テキパキと撮影開始!
準備も完了し、拝殿前での撮影からスタートです。ハキハキとした声でご依頼者を立ち位置までリードし、ご家族全員の姿勢、身体の向きなどもしっかりとご案内しています。お子さまの目線にも合わせていますね。
「まずは、拝殿前から撮影を始めますね!こちらに立ってください!」
スタジオでの撮影のように決まった背景がないので、どこで撮影したら良いのか迷う場合にも、フォトグラファーが撮影スポットに案内してくれて頼もしいですね。
さっそく、安心した表情のご依頼者ご家族。七五三詣り当日の神社の様子を背景に、七五三の出張撮影で定番の一枚が撮れました!この日は、7月で七五三はオフシーズンということもあり、混雑を避けて他の参拝客の写り込みが少なくなりました。
撮影のワンシーンごとに、フォトグラファーのカメラモニターで撮れた写真をチェックします。お子さまも「見せて〜」と興味津々です。
「おぉ、モニター越しでも綺麗ですね!ありがとうございます。」
参拝シーンの撮影
続いて、参拝をすることになりました。まずは、手水舎で手を清めます。手を清めるという何気ない自然なシーンですが、フォトグラファーはきちんと立ち位置を伝えています。これが良い写真に繋がっているのですね!
この日は混雑していなかったので、アングルも変えながら、じっくりとカメラを構えます。
撮れた写真がこちら。柄杓で手を清めるお子さまをママ・パパが見守っています^^
そのまま拝殿に移動して、参拝をする姿も撮りました。こちらも、フォトグラファーが立ち位置をしっかり伝えたからこそ撮れた構図ですね♪ ぎゅっと目を瞑るお子さまが可愛らしいです♡
ポーズを微調整して記念写真
続いては、境内にある神門前で。ここは、拝殿への入り口で多くの方が通る場所なので、カメラを構えつつも、周りに配慮しながら撮影します。
頑張るパパの表情と、お子さまとママのとっても楽しそうな表情のコントラストが良いですね^^ こちらも、フォトグラファーが立つ位置や腕の高さなどを伝えていたからこそ、全員のお顔がよく見えます。
お子さまが成長して重くなることで、だんだんと高い高いができなくなるのが5歳前後。いつか写真を見返したときに、こんな時期もあったなぁと懐かしい気持ちになるであろう1枚です。
高い高いなどで緊張もすっかりほぐれて、笑顔が絶えません!フォトグラファーが太陽の光の様子を見ながら、少しずつポーズや立ち位置を調整し、より美しく写真が仕上がるように撮っていきました。
楽しい工夫がいっぱいの撮影
続いては、お子さまのソロショットを撮っていきます。「息子は一人だけで写真が撮れないんです・・・」と、ソロショットの撮影ができるか心配していたママ。慎重派で、いつもはママやパパから離れられないようです。
そこで、フォトグラファーが魔法のアイテムを取り出します!お子さまとコミュニケーションを取りながら、立ってほしい位置にキャラクターの絵がラミネートされたシートを置きました。
「このキャラクターの場所で立っていてくれる?」
ちょっぴりドキドキなお子さまの前では、ママとパパの力も借りての撮影となっていました。カメラの近くにご家族がいれば、自然とカメラ目線の写真にもなりますし、お子さまもリラックスできますね^^
※今回はフォトグラファーが一部で一脚を使用していますが、一脚や三脚が使用不可の神社もあるため、撮影方法には注意が必要です。
ニッコニコのピースサインがかわいい写真が撮れました!フォトグラファーの経験と、ママ・パパの協力があってできた素敵な笑顔のショットです♪
ソロでの撮影にお子さまが慣れてきたのを見計らって、今度は撮影小道具の和傘を持ってのポーズにも挑戦してもらいましょう!傘の持ち方は、フォトグラファーが丁寧に調整します。
カメラ横のママ・パパの協力に合わせて、フォトグラファーが得意のぬいぐるみ攻撃☆ フォトグラファーのバッグからは、さまざまなキャラクターのぬいぐるみが魔法のように次々と出てきます。これには、ママ・パパもびっくり!お子さまも、さらに楽しくなっていきます。
こちらも笑顔で、男の子らしい凛々しいポーズの写真が撮れました!ママからは、「子どもを撮るのが上手!ソロで撮れるなんてすごい!」とのお言葉が♡
今日一番の笑顔で家族写真
撮影も終盤、最後にとびきりの笑顔をアップで写真に納めます。
スタジオでは撮ることができない、境内の赤い鳥居と緑が映えた写真になりました。
ここで、撮影終了です。1枠50分の撮影時間に疲れも見せず、最後まで笑顔がはじけるご依頼ご家族でした!
まとめ
今回は、5歳の男の子の七五三詣りの記念撮影でした。フォトグラファーの経験やアイディア、テクニックはもちろん、ママ・パパのご協力もあったからこその一体感ある笑顔の撮影会となりました。撮れた写真はどれも笑顔で、ご依頼者のご家族が心から撮影会を楽しんでくださったことが伝わってきます♪ お子さまも、笑顔で「楽しかった!!」と教えてくれました。
ご依頼くださったママからは、「子供の集中力が切れる前に手早く、尚且つ素敵な写真を撮っていただけて感謝しております。撮影中もとても楽しく息子の笑顔を引き出してくださいました。どの写真も仕上がりが素晴らしく感動しながら何度も見ています。」とご感想をいただきました。