メッセージ
初めまして。まなてぃーです。
私はずっと、人の気持ちに寄り添うことを大切に生きてきました。心理学を学び、教員として子どもたちと向き合うなかで、表情の変化や心の声にそっと寄り添う時間を重ねてきました。
担任になった年、生徒の笑顔が愛おしくて初めてカメラを手にしました。卒業式や文化祭だけでなく、何気ない日常の瞬間を写真に残すことが、いつの間にか私の大切な習慣に。卒業式には、手作りの写真集を生徒一人ひとりに贈り、その笑顔を見て「写真には想いを伝える力がある」と強く感じました。
その想いが確信に変わったのは、ウェディング撮影のアシスタントをしたとき。土砂降りの中で寄り添う新郎新婦の姿に胸が熱くなり、「大切な瞬間を残せる人になりたい」と心から思いました。
母になった今は、家族写真の温かさを深く実感しています。木漏れ日の中でふざけ合いながら撮ってもらった家族写真には、その日の空気まで詰まっていて、今見返しても胸がいっぱいになります。写真はただの記録ではなく、その瞬間の気持ちまで残せるものだと信じています。
私は子どもが大好きです。小さな仕草や笑顔に心が動き、撮影中も「かわいいな」「大切だな」と自然に感じながら向き合っています。ありのままの姿を安心して見せてもらえるよう、ゆっくりと関係をつくる時間も大切にしています。
撮影では、その人の“素顔”が出る瞬間を逃さないよう心を配ります。場所選びやポージングも丁寧にサポートしながら、その人だけのストーリーが写真ににじむように。
よちよち歩き、小さなジャンプ、入学式の後ろ姿、「今しかない一瞬」を未来に残すお手伝いができたら嬉しいです。
あなたと、あなたの大切な人の物語にそっと寄り添える一枚を。
その想いで、今日もシャッターを切っています。