お宮参りは、赤ちゃんが誕生して初めて行う大きな行事。 当日までに何を準備したらいいか分からないママやパパも多いのではないでしょうか?
産後の毎日が忙しく、あれもこれもと中々調べられないママやパパのために、これさえ準備すれば安心な、事前準備から当日の持ち物についてを分かりやすくご紹介します。
目次
1. 事前準備を開始するタイミングはいつ?
2. 事前準備でやっておくべきこととは?
事前準備その①:参加者を決める
事前準備その②:お参りする日程を決める
事前準備その③:お参りする神社を決めて祈祷の予約をする
事前準備その④:写真撮影の予約をする
事前準備その⑤:お宮参り後の食事会の有無を決める
事前準備その⑥:赤ちゃんの衣装を準備する
事前準備その⑦:パパママの衣装を準備する
事前準備チェックリスト
3. 当日の持ち物は何が必要?
当日必ず持っていくべき持ち物
あると便利な持ち物
当日の持ち物チェックリスト
4. 当日参加する親戚の対応ポイント
親戚が参加する場合の事前対応ポイント
5. 意外と忘れがち!事前に確認しておくと良いこと
1. 事前準備を開始するタイミングはいつ?
お宮参りは一般的に生後30日前後に行うため、産後2週間を過ぎた頃から少しずつ準備を始めると良いでしょう。
ただ、産後はとにかく忙しくなるため、パパとママで協力しながら、余裕を持って早めに準備に取り掛かると安心です。
2. 事前準備でやっておくべきこととは?
何かと準備することが多いお宮参り。
まず何から準備に取り掛かればいいかも分からない方のために、事前準備でやっておくべきことを1〜7つにまとめましたので、参考にして準備を進めてみましょう。
事前準備その①:参加者を決める
お宮参りは、赤ちゃんとパパママのみでお参りするパターンと親戚を呼んでお参りするパターンがあります。
祖父母や親戚を呼ぶ場合、今後の準備や予算にも影響が出てくるので、早めに連絡をして決めておきましょう。
事前準備その②:お参りする日程を決める
お宮参りを行う時期の目安は、「1ヶ月健診」が終了していることです。
赤ちゃんとママの検診が無事に済んだタイミングで、お宮参りの日程を決めましょう。
祖父母や両家の親戚が参加される場合は、予め複数の候補日を用意しておくとスムーズに日程調整ができます。
六曜の縁起がいい日に行うのも良いですが、赤ちゃんやママの体調を考慮して、混雑が少ない平日の午前中を狙うのもオススメです。
また、実施予定の時期が冬や夏で気候的に厳しい場合は、赤ちゃんやママの体調を配慮して、時期をずらして行うことも併せて検討しましょう。
事前準備その③:お参りする神社を決めて祈祷の予約をする
簡易的な神社参拝ではなく、しっかり初穂料を納めてご祈祷をする場合は、予約が必要です。(神社によって予約不要の場合もあります)
お参りする神社の候補が多く決められない場合は、設備が充実しているかや、お参り後の食事場所に近いなどの基準で、当日のスケジュールのご都合に合わせて決めましょう。
事前準備その④:写真撮影の予約をする
スナップ撮影程度の写真でよければ自前のカメラを持参して撮影でも問題ないですが、一生に一度のお宮参りをしっかり写真に残したい場合は、スタジオや神社と提携している写真館や、より当日の雰囲気をそのまま自然に写真に残せる出張撮影を検討してみましょう。
祖父母や親戚も参加する場合は大人数となり移動も大変なため、お参りと撮影はなるべく当日にできるようなスケジュールを立てておくことがオススメです。
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事前準備その⑤:お宮参り後の食事会の有無を決める
お宮参り後の食事会は、必ずしも開催しないといけないという明確な決まりはありません。
ですが、この食事会には両家の親睦を深めたり、祝い膳を囲むことで縁起を担げたりする意味が込められているほか、参加してくれた方に対して感謝の気持ちを伝えるために行うという側面もあります。
出席するメンバーの都合や赤ちゃん、ママの体調などを優先しながら決めましょう。
また、お宮参りは午前中に実施する場合が多いため、その流れでランチを兼ねた食事会を行うのが一般的です。
食事会の場所選びについては、準備や片付けの手間がかからないレストラン、またはゆったり家族で食事をしたい方は自宅で食事会をするのがオススメです。
事前準備その⑥:赤ちゃんの衣装を準備する
赤ちゃんの衣装の決め方は3通りあります。
・ママパパで好きな衣装をレンタルまたは購入する
・両家の実家や親戚で産着を持っていたら借りる
・女の子が生まれたら母方が、男の子が生まれたら父方が準備する
衣装の決め方には明確な決まりはないため、相談しながら準備を進めましょう。
事前準備その⑦:パパママの衣装を準備する
両親の服装は、主役の赤ちゃんの衣装を中心に、赤ちゃんの服装の格と両親の服装の格を揃える、もしくは両親の服装を格下にしましょう。
お宮参りに祖父母や親戚も参加する場合は、参加者全員が服装の格を揃えられるよう赤ちゃんの服装について事前に共有しておくことが大切です。
また、ママは動きやすい靴を選んだり、授乳中のママは授乳がしやすい服装を選ぶこともポイントです。
カジュアルすぎる服装や派手・露出が多い服装は避けましょう。
事前準備チェックリスト
- □ 参加者を決める
- □ お参りする日程を決める
- □ お参りする神社を決めて祈祷の予約をする
- □ 写真撮影の予約をする
- □ お宮参り後の食事会の有無を決める
- □ 赤ちゃんの衣装を準備する
- □ パパママの衣装を準備する
3. 当日の持ち物は何が必要?
出産して間もない時期に赤ちゃんを連れて外出するのは、不安や心配事がたくさん。
ここでは、お宮参りの当日必ず持っていくべき持ち物から、あると便利な持ち物まで詳しくご紹介します。
当日必ず持っていくべき持ち物
①外出時に必要な赤ちゃんセット
・オムツセット(紙おむつ、おしり拭き、ゴミ袋) ・ミルクセット(哺乳瓶、粉ミルク、ミルク用の熱湯と白湯) ・着替え、おくるみ ・タオル、ガーゼハンカチ ・授乳ケープ、スタイ ・抱っこ紐
②初穂料
初穂料はご祝儀袋にお金を包むため、前日までに準備しておきましょう。
また、ご祝儀袋を袱紗(ふくさ)で包むと、より丁寧な印象を与えることができます。
③産着(掛け着・祝い着・のしめ)
赤ちゃんは、白羽二重(しろはぶたえ)と呼ばれる内着やベビードレスの上に産着を羽織り、刺繍がついたよだれかけと帽子を被ることが正装になります。
産着は、事前にレンタルまたは購入にて用意をしておきましょう。
あると便利な持ち物
①寒さや暑さの対策グッズ
夏の気温が高い時期にお宮参りを行う場合は、日焼けグッズ(赤ちゃん用の日焼け止めも)や帽子、扇子、小型扇風機、保冷剤、汗拭きシートなどを用意しておくと良いでしょう。
また、冬の寒い時期に行う場合は、防寒対策としておくるみやレッグウォーマー、靴下、帽子、赤ちゃん用のポンチョ、カイロがあると安心です。
②おもちゃやお菓子
兄姉がいるご家庭は、お子さんのお気に入りのおもちゃやお菓子を持っていくと、突然機嫌が悪くなった時やカメラ目線が欲しい時に、大活躍してくれます。
③手鏡
撮影前の簡単なメイク直しや着物の着崩れ直しに役立ちます。
④除菌ジェルまたは除菌シート
生まれてすぐの外出は何かと神経質になりがち。。
赤ちゃんに触れる時や兄姉のお子さんがお菓子を食べる時など、持っていると何かと便利です。
⑤モバイルバッテリー
お宮参りは朝から長丁場のイベントになるため、余裕があればモバイルバッテリーも持っていくと安心です。
⑥パパママの着替え
ご祈祷と写真撮影が終わり、次の食事会場や自宅へ移動する際、スーツや着物の場合だと動きにくいため、普段着や歩きやすい靴を用意しておくと良いでしょう。
当日の持ち物チェックリスト
- □ 外出時に必要な赤ちゃんセット
- □ 初穂料
- □ 産着(掛け着・祝い着・のしめ)
- □ 寒さや暑さの対策グッズ
- □ おもちゃやお菓子
- □ 手鏡
- □ 除菌ジェルまたは除菌シート
- □ モバイルバッテリー
- □ パパママの着替え
4. 当日親戚も参加する場合の対応ポイント
近年では自由に親戚を呼んで行うお宮参り。
お宮参りの当日は、ご祈祷・写真撮影・お食事会とやることが盛りだくさんで、そんな中でもママは赤ちゃんの授乳、兄姉がいる場合はお子さんの面倒も見なくてはいけないなど、パパもママも余裕がなくなってしまいます。
わざわざ我が子のお宮参りのために参加してくれた祖父母や親戚は、場合によっては遠方から来られるご家庭も少なくありません。
当日慌てることがなく、お宮参りに参加された方が全員気持ちよく我が子のお祝いができるように、事前に親戚対応のポイントを押さえておきましょう。
親戚が参加する場合の事前対応ポイント
①お宮参り当日の流れを把握してもらう
当日の流れが分からないと、大事なタイミングで参加者がふら〜といなくなってしまったりなど、混乱やトラブルを事前に防ぐために、全体の流れはあらかじめ伝えておきましょう。
②当日出張撮影フォトグラファーがいることを伝えておく
「知らない人が一緒に参加してる!」と混乱が起きないように、事前にどんなフォトグラファーが来るのかも伝えておくと安心ですね。
③どんな撮影を予定しているのかも簡単に伝えておく
事前にどんな撮影をするのか(集合写真や誰が赤ちゃんを抱っこして写真を撮るのかなど)も簡単に伝えておくと、フォトグラファーも助かりますし、当日段取りよく撮影が進められます。
④当日赤ちゃんとパパママが着用する服装を伝える
参加者全員が服装の格を揃えられるよう、事前に赤ちゃんの服装やパパママの服装について共有しておくと良いでしょう。
⑤親戚が遠方の場合、移動手段や参加人数を確認する
状況に応じてタクシーやホテルの手配が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。
5. 意外と忘れがち!事前に確認しておくと良いこと
事前準備の段階で漏れてしまうあれこれ。
その中でも確認していないと意外と当日困ってしまう、確認しておくと良いことをご紹介します。
①施設(神社やお寺、お食事処)の下調べ
生後1ヶ月の赤ちゃんは授乳真っ只中。
そのため、当日訪れる施設に授乳室があるかないか、授乳に使えるお湯があるかないか、ベビーカー置き場があるかないかは事前に下調べをしておきましょう。
また、お参り後に行う食事会の会場探しでも、赤ちゃんがぐずったり授乳をする時に周りの目が気にならない個室が確保できるかも確認しましょう。
②移動手段や宿泊先の確保
親戚の事前対応ポイントでもお伝えしましたが、参加する親戚の移動手段や滞在期間(状況)によっては、タクシーやホテルの手配が必要な場合があります。
当日慌てることがないように、事前に確認しておきましょう。
③産着や着物の返却時間
当日産着や着物をレンタルしている場合は、レンタルサービス先によって返却日や返却時間が決まっています。その時間によって、お参り後のスケジュールも変動する可能性があるため、こちらも事前に確認しておくと安心です。