せっかくのお宮参り当日が雨...なんてこともありますよね。
今回は、当日天気予報が雨の場合、延期するのか予定通り決行するのかをどのように判断したらいいか、雨天撮影時の対策・準備しておくべきことについて解説します♪
目次
1. お宮参り当日が雨だったらどうする?
日時変更して延期にする
予定通り決行する
屋内の写真撮影+食事会のみにする
2. 延期するか決行かの判断基準は?
判断基準にするポイント
3. 雨の日にお宮参りを決行する場合、どんな対策が必要?
雨対策グッズを持参する
防寒グッズを持参する
パパママの着物は短めに着付ける
歩きやすく滑りにくい靴を履く
4. 撮影を延期する場合の注意ポイントとは?
早めにキャンセルの連絡をする
早めに祖父母や親戚に相談する
次回のお宮参りの日程を決める
1. お宮参り当日が雨だったらどうする?
お宮参りの当日が雨だった場合、主に「日時変更して延期にする」「予定通り決行する」「屋内の写真撮影+食事会のみにする」の3つの選択肢があります。
当日の降水量を調べたり、ご家族の状況に合わせて対応を検討すると良いでしょう。
日時変更して延期にする
悪天候の場合、雨に濡れて体が冷えてしまい体調を崩してしまったり、せっかく用意した着物が汚れてしまうことがあります。また、生後間もない赤ちゃんは体調が不安定ということもあるため、思いきって延期するのも一つの対応方法です。
一般的にお宮参りは生後30日前後に実施するものとなっていますが、近年ではそれぞれのタイミングで生後6ヶ月までに実施されるご家族が増えてきているため、悪天候により決行が難しい場合は、天候の良い日に延期して改めて計画をするのが良いでしょう。
万が一に備えて、事前にフォトグラファーと雨が降ってしまった時の対応を相談しておくと安心です。
予定通り決行する
雨が降っていても小雨程度であれば、雨対策をしながら予定通り決行するのも選択肢の一つです。お宮参りに祖父母や親戚を呼ぶ場合、延期にすることで再度全員の予定を合わせることが難しかったり、衣装レンタルしていた場合はキャンセル料や延長料金が発生するなど、多方面で影響が出てしまいます。
小雨の場合、写真撮影にもさほど影響はないと考えられ、むしろ雨の雰囲気を活かした落ち着きのある写真が撮れる良い機会になるかもしれません。
屋内の写真撮影+食事会のみにする
お宮参りは、必ずしも1日で全ての工程を終えなければいけないという決まりはありません。当日が悪天候の場合、日を分けて実施するのも一つの方法です。
この日のために遠方から祖父母や親戚が来ている場合は中々延期にできないと思いますが、屋内撮影や食事会のみであれば、天候にかかわらず実施ができます。
食事会と記念撮影のみ予定通り決行し、お参りだけを別の日に変更するなど、参加者の予定や体調を考慮しながら、臨機応変に対応しましょう。
2. 延期するか決行かの判断基準は?
当日悪天候の場合、延期にするか予定通り決行するか、どこを基準で判断するか悩みますよね。そんな時は以下のポイントを押さえて判断しましょう。
判断基準にするポイント
①赤ちゃんとママの体調を第一に
まず1番初めに考えることは、赤ちゃんとママの体調です。
生後間もない赤ちゃんはまだ体温調節が上手くできなかったり、産後すぐのママも体調が不安定な時期になります。
雨は冷える原因となり、赤ちゃんもママも体調を崩してしまう可能性があるため、赤ちゃんとママの体調を第一に考え、状況に応じて延期を検討するのも一つの判断基準となるでしょう。
②家族のスケジュールが調整できるか
仮にお宮参りを延期した場合、再度スケジュールの調整が必要になります。
この日のために仕事を休んだり、祖父母や親戚も遠方から来る場合は交通手段やスケジュールの調整をしている場合がほとんどです。
急遽予定を変更するのが難しい場合は、悪天候でも予定通りお宮参りを決行する、という判断が必要でしょう。
ただ、悪天候の中無理に決行するのは危険な場合もあるため、早めに天気予報を確認しつつ、天候が怪しい場合は、事前に雨の場合の対応を相談しておくと安心です。
3. 雨の日にお宮参りを決行する場合、どんな対策が必要?
雨対策グッズを持参する
雨対策で必要なグッズは傘だけではありません。赤ちゃんが濡れないように守るグッズや、濡れてしまった後に必要なグッズを用意して、雨でも快適にお宮参りができるよう備えましょう。
【雨の日のお宮参りで役立つ7つのグッズ】
・傘(ビニール傘がおすすめ)
・レインカバー(ベビーカーに被せる用)
・レインコート
・赤ちゃんの着替え
・タオル(大小1~2枚)
・ビニール袋(1~2枚)
・全部入る大きいバック
防寒グッズを持参する
雨が降ると気温が下がり、身体も冷えてしまいます。
まだ自分で上手く体温調節ができない赤ちゃんや体調が不安定な産後ママのために、防寒アイテムを準備することも大切です。
【雨の日に役立つ3つの防寒グッズ】
・羽織れる服
・靴下
・おくるみ
パパママの着物は短めに着付ける
和装で参拝予定の場合、裾元が雨や泥はねのシミで汚れないよう、少し短めに着付けるようにしましょう。
着物用の雨コートや、草履カバー、足袋の替えも用意しておくと、より安心できます。
また、小さい歩幅でゆっくり内股で歩くようにすると、泥はねしにくく着崩れも防ぐことができるので、意識して歩いてみましょう。
歩きやすく滑りにくい靴を履く
雨の日は地面が濡れて滑りやすくなります。
神社やお寺は、階段・石畳・砂利道など、普段歩き慣れていない場所が多く、赤ちゃんを抱っこしながら移動するのは危険が伴います。
そのため、ママはヒールは避け、安定感があり歩きやすく滑りにくい靴を選ぶようにしましょう。
パパが選ぶ靴も、ゴム製のラバーソールや靴底に深めの溝が刻まれた靴にすると良いでしょう。
4. 撮影を延期する場合の注意ポイントとは?
天候の状況が悪く延期することになった場合、いくつか注意しなくてはいけないポイントがあります。
早めにキャンセルの連絡をする
ご祈祷の予約をされている場合は、お参り先の神社やお寺への連絡を忘れずに行いましょう。
当日受付のみで予約不要な神社やお寺もあるので、急な天候不良が心配の場合は、予約制ではない神社やお寺を探すことを考えてみても良いかもしれません。
また、お参り以外にも記念撮影や食事会も延期する場合は、できるだけ早めにキャンセルの連絡をしましょう。キャンセルのタイミングによっては、キャンセル料が発生するケースもあります。事前にキャンセルポリシーを確認しておくこともポイントです。
早めに祖父母や親戚に相談する
祖父母や親戚の中にはお日柄を重要視している方もいます。ママパパは延期を考えていたとしても、「元々予定していた縁起のいい日に決行すべき」と、意見が割れてしまうことがあります。
参加者が気持ち良くお宮参りをするために、早めに祖父母や親戚にも相談し最終決定すると良いでしょう。
次回のお宮参りの日程を決める
お宮参りが延期となった場合も、赤ちゃんとママの体調を考慮しながら次回の日程を決めることが大切です。
身体に負担がかかる真夏日や真冬日の参拝は避けましょう。
また、インフルエンザやコロナウイルス、その他風邪が流行する時もなるべく避けて、混雑しにくい平日や七五三シーズンを避けた日程で調整するのがオススメです。