お宮参りは何を着ていく?赤ちゃん・ママ・パパ・親族別の服装マナーと衣装の選び方を解説

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お宮参り_服装マナー_衣装手配

赤ちゃんにとって、生まれて初めての大きなイベントであるお宮参りですが、赤ちゃんの服装はもちろん、ご家族それぞれの服装のマナーや選び方についても気になるところです。

今回は、お宮参りの基本的な服装マナーや選び方についてをご紹介します。

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目次

1. お宮参り基本的な服装マナーとは?
  知っておきたい服装マナーのポイント
2. 赤ちゃんの服装
  女の子の場合
  男の子の場合
  祝い着は購入とレンタルどっちがいい?
3. ママ・パパの服装
  ママの服装の選び方
  パパの服装の選び方
4. 兄弟・姉妹の服装
5. 祖父母の服装
  祖母の服装の選び方
  祖父の服装の選び方

1. お宮参り基本的な服装マナーとは?

家族3人幸せ溢れる笑顔で

お宮参りは、神社やお寺の神聖な場所での行事なので、カジュアルな服装は避け、フォーマルな服装にするのが基本的なマナーです。

知っておきたい服装マナーのポイント

①赤ちゃんの衣装に合わせて、バランスの取れた服装に

両親の服装は、主役の赤ちゃんの衣装を中心に選ぶことが基本です。赤ちゃんの服装の格と両親の服装の格を揃える、もしくは両親の服装を格下にすると良いでしょう。

例:赤ちゃんが和装の場合、両親は訪問着や色無地、付け下げなどの和装を着用する

②カジュアルすぎる&露出が多い服装は避けて

カジュアルすぎる服装の例として、デニムやスウェット、Tシャツやサンダル、スニーカーなど、露出が多い服装では、膝上のミニスカートやハーフパンツ、ノースリーブなどが挙げられます。
暑い時期にお宮参りを予定している場合は、特に肌の露出量を考えながら、常識の範囲内で 神社やお参りに適した服装を選び、マナー違反にならないよう注意しましょう。

③ママは動きやすさと授乳のしやすさを考慮した服装を選ぶ

神社やお寺によっては、足元が悪い道が多い場所もあります。そのため、ママが履く靴は靴底がフラットなタイプやヒールが低い靴を選ぶと安心です。

また、授乳中のママの場合、前開きのワンピースや授乳用の衣装を選ぶなど、授乳がしやすい服装を選ぶことや、産後間もないママにとってお宮参りは身体に大きな負担がかかるため、特に夏や冬は体温調節のしやすい服装を選ぶこともポイントです。

2. 赤ちゃんの服装

ベビードレスを着て眠る赤ちゃん

赤ちゃんの正式な服装は、「白羽二重(しろはぶたえ)」という着物の上から「祝い着(掛け着)」を羽織るスタイルです。
最近では、和装にこだわらず、白羽二重の代わりに「ベビードレス」や「タキシードロンパース」などを着せる家庭も増えてきているようです。

時々赤ちゃんの服装が肌着オンリーで来られるご家族も見受けられますが、お宮参りは神聖な行事なので、できるだけ肌着以外の服も着せるようにしましょう。

女の子の場合

和装では、美しさや気品を表す「友禅模様(ゆうぜんもよう)」が入った赤やピンクの着物が定番で、最近は白色の生地に手毬や蝶、花などが鮮やかに描かれた着物も人気です。
洋装では、やはりベビードレス。ベビードレスの上から祝い着を羽織ることが多く、ふんわりと可愛らしい雰囲気が出るのも人気の理由の一つです。

男の子の場合

出世や大成を表す「熨斗目模様(のしめもよう)」で、強くたくましいイメージのある黒・濃紺・紫・深緑といった濃い色合いが定番。邪気や災難から守る兜、たくましい成長を願う龍など、さまざまな意味が込められた柄が描かれているので、願いを込めて柄を選ぶと良いでしょう。
また近年では、ベビードレスを着せるご家族も多く、男の子でも女の子でも着られるデザインがたくさんあるので、男女ともにベビードレスを着せられます。

産着の着付け方法についてはコチラ ▼ 産着の着付け方法

祝い着は購入とレンタルどっちがいい?

それぞれのメリット・デメリットを把握して、予算に合う方で準備をしましょう。

レンタルの場合

[メリット]
・コスパがいい
・着物以外の小物やママの訪問着や付け下げなどもセットで揃えられる
・着物のお手入れや保管の手間がかからない

購入の場合

[デメリット]
・家紋を入れられない
・着物のサイズや柄などの選択肢が限られる
・お宮参り当日に体調不良や天候不良があった場合キャンセル料が発生する

3. ママ・パパの服装

フォーマルな服装でお宮参り

次は、ママ・パパの服装について、それぞれ選び方やポイントをご紹介します。

ママの服装の選び方

和装の場合

今まで、着物の正装は「黒留袖(くろとめそで)」が主流でしたが、最近では、主役の赤ちゃんが引き立つように、落ち着いた色やデザインの「訪問着」や「色無地」や「付け下げ」を選ぶ方が多いです。

また、和装の際のヘアスタイルは、アップスタイルにしましょう。首元や顔回りのラインが美しく見え、清潔感も引き立ち、品よく仕上がります。

注意ポイントは、着物の場合授乳がしづらいため、赤ちゃんには事前にミルクや哺乳瓶に慣れてもらう必要があります。

洋装の場合

授乳や抱っこをすることを考えて、「ワンピース」や「セレモニースーツ」を選ぶママも多いでしょう。
色味は黒・紺・グレー・ベージュなどの落ち着いた色が定番で、最近ではブラウスにキレイめのパンツやスカートを合わせるスタイルも人気のようです。

洋装の際のヘアスタイルも、和装同様にアップでまとめるのがオススメです。

注意ポイントは、着用する服が産前に着用していたものの場合、産後で体型が変わっている場合があるため、事前に確認しておくと良いでしょう。
また、ワンピースの形によっては授乳がしにくい場合があるため、前開きや授乳対応のワンピースを選ぶのがオススメです。

意外と重要!+@なポイント

「産後で体型が変わった⋯」「骨盤や体の歪みが気になる⋯」などと頭を悩ませているママも多いことでしょう。
そんな時は、体型カバーが叶う体のラインが出すぎないゆったりとしたワンピースを選ぶのがオススメです。できるだけ体に負担の掛からない服装を選ぶようにしましょう。

ママのオススメ服装アイデアはコチラ ▼ ママの服装アイデア

パパの服装の選び方

和装の場合

昔の正装では「黒紋付き羽織袴」を着用することがあったそうですが、近年よく着用されるのは、無地の「着物」もしくは「一つ紋や三つ紋入りの羽織袴」が主流です。

和装を着用する際は、足元は足袋を着用し草履を履きましょう。

洋装の場合

パパの洋装はスーツが一般的。お宮参りでは、黒・紺・グレーなどの落ち着いた色のスーツに、白・薄いブルー・グレーの無地のシャツと、シルバーやパステルカラーなどの品のある色のネクタイを合わせて、「フォーマルスーツ」にすると良いでしょう。

赤ちゃんやママの服装に合わせた色合いのネクタイを選ぶと統一感も出て素敵です。

4. 兄弟・姉妹の服装

三兄弟でハイチーズ

赤ちゃんに兄姉がいる場合の服装は、赤ちゃんやパパ・ママに合わせて和装または洋装を選ぶようにしましょう。
お兄ちゃんは、和装であれば着物、洋装であればスーツ、または落ち着いた色のシャツとジャケットを組み合わせてフォーマル風に着用するのがオススメです。
お姉ちゃんの場合も、和装であれば着物、洋装であればワンピースなどがオススメです。

兄姉のオススメ服装アイデアはコチラ ▼ 兄姉の服装アイデア

5. 祖父母の服装

両家の祖父母が揃って

ご家庭によっては、両家の祖父母がお宮参りに参加することもあるでしょう。
大切なお孫さんのお宮参りということで、祖父母にとっても喜ばしい行事だと思います。

せっかく参加される祖父母の服装も、赤ちゃんやパパ・ママとバランスを合わせて統一感を持たせると良いでしょう。

祖母の服装の選び方

和装の場合

ママの和装と同様、以前は黒留袖が定番でしたが、最近では目立ちすぎることを避けるために、淡く明るい色調で地味すぎない色留袖・訪問着・色無地・付け下げを選びましょう。

和装を着用する際は、足元は足袋を着用し草履を履きましょう。

洋装の場合

フォーマルなIラインシルエットのワンピースやスーツが定番です。グレーや紺などのシックな色合いを選ぶと良いでしょう。
また、お宮参りでは赤ちゃんを抱くことを考慮し、アクセサリーは付けないことがマナーです。

祖父の服装の選び方

祖父のお宮参りの服装では、礼服やスーツが一般的です。カジュアルすぎない黒や紺、グレーなどの落ち着いた色合いがオススメです。
シャツは淡めの色を、ネクタイは白かシルバーの慶事用のものを選び、祖母との服装のバランスを意識するようにしましょう。

まとめ

今回は、お宮参り参加者の服装について基本的なマナーから選び方まで、詳しくご紹介しました。

あくまでもお宮参りの主役は赤ちゃんであり、記念写真も主役の赤ちゃんを中心に行うため、服装も赤ちゃんを中心にバランスを合わせ、参加者全員の統一感を持たせることがポイントです。

赤ちゃんやママの体調、季節や天候などを考慮しつつ、TPOを意識して服装を選ぶことが大切です。


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