『子どもの写真って可愛くは撮れるけど、綺麗に撮ることは意外に難しい』そう思っているパパ・ママは多いのではないでしょうか。実はプロが実践している「ちょっとした工夫」を真似するだけで、いつもの写真とは見違えた写真が撮れるかもしれません!
そこで、今回はプロが日頃行なっている撮影時のポイントをいくつかご紹介します!
目次
1. お気に入りの写真を集めてみる
2. 「子どもの目の高さ」で
3. カメラをまっすぐ構える
4. 目線はカメラの方を向いていなくてもOK
5. シャッターを押す前に、画面で子どもの顔をタッチ
6. 「撮影場所」に迷ったら背景をシンプルに
1. お気に入りの写真を集めてみる
画像素材:PIXTA
まずはSNSやインターネット、雑誌などで見かける「ステキ!」と思った写真を集めてみましょう。
写真を集めて眺めてみると、写真にいくつかの共通点が見えてきます。その共通点が、ご自身が「好き」と思えるポイントなのです。
そういった写真を参考にして、具体的に撮りたい写真のイメージを固めてからお子さまにカメラを向けてみましょう。
大好きな写真をイメージすることで、より具体的に理想の写真へ近づけることができます♪
2. 「子どもの目の高さ」で
理想の写真が決まったら早速実践です!
そこで注意したいのがカメラを構える高さです。いつもはお子さまの頭上からカメラを向けることが多いのではないでしょうか?
そういう時は、しゃがんでお子さまの目の高さまでカメラの位置を下げましょう。カメラの位置を下げることで、表情がより鮮明になり、空などの背景も写すことができ、普段とは違った写真に仕上がります。
更にもっと、低い位置から撮る時などは「逆さスマホ」で撮ると、よりアンダーな位置から撮影をすることができます♪
3. カメラをまっすぐ構える
実は目立たないようで、ここをしっかり抑えるととても綺麗に見えるのが写真の水平位置。背景の水平が保たれていると、写真が綺麗に見えてきます。
ポイントとしては、お子さまの背景に写る木や柱などの縦線がまっすぐになっていると水平が保たれた写真に仕上がります。そういった目印がない場合は、お子さまがまっすぐに見えるように気をつけてみましょう。
最近のスマートフォンでは後からササッと編集もできるので、慌てて撮った写真でも、後でしっかり修正してあげましょう♪
4. 目線はカメラの方を向いていなくてもOK
カメラを構えたパパ・ママがやってしまいがちなのが「こっち向いて〜」「にこっとして〜」などの声かけです。プロも必要な時には声掛けをしますが、そうでない場合もあります。
例えば、楽しく遊んでいたり、アリの行列を一生懸命追っていたり、お気に入りのどんぐりを探している時など、一生懸命何かに取り組む姿も思い出の写真になります。
そんな時はあえて声掛けをせず、集中しているお子さまの姿を写真に収めてみてください。一生懸命な姿は成長を感じさせてくれる1枚になるかも知れません♪
5. シャッターを押す前に、画面で子どもの顔をタッチ
スマートフォンでの撮影時の小さなポイントが「ピントを合わせる」です。現在のスマートフォンは性能が良いため、そのままシャッターを押してもあまり問題はないのですが、スマートフォンに被写体を認識させるために一度、画面でお子さまのお顔をタッチしましょう。
これで、「ピントがあってなかった!」という悲劇を防ぐことができます。
6. 「撮影場所」に迷ったら背景をシンプルに
いろいろな撮影時のポイントを見てきたけれど、撮影場所はどうしよう…と思われるパパ・ママもいらっしゃるのではないでしょうか。「撮影場所」つまりは「背景」選びに困った時は、シンプルに背景を単色にするのも良い方法です。
公園などでは森や木々などの緑色をバックに撮影をすれば、背景がスッキリします。また、白壁やコンクリートの壁なども定番でオススメです★
背後に写り込むものを少なくするために、お子さまに寄って撮影をするなどの工夫も試してみてください♪