一生に一度の七五三祝い。子供の健やかな成長を願う大切な家族行事です。せっかくの機会、素敵な祝い着で写真を残しておきたいですよね。しかし、どのような服装でお参りにいけばいいのか、よくわからないという人も多いのではないでしょうか。
今回は、七五三の祝い着について、伝統的なルールから最近のトレンドまで、写真とともに徹底解説しちゃいます!
1. 基本は和装
七五三の定番は、やっぱり和装ですよね!伝統的で華やかな衣装に、着た子供たちも見ているパパママたちもテンションがあがること間違いなしです^^実はこれらの和装は、年齢によって違いがあります。
2.三歳は被布
地域にもよりますが、三歳は男女両方お祝いします。その衣装は帯を締めずに着物を着て、その上から被布(ひふ)をかぶるというもの。被布とは、袖なしのちゃんちゃんこのことで、防寒着としての役割をはたすほか、お腹まですっぽり覆うため、帯なしでも楽に着物を着ることができます。華やかな和柄の衣装は、お祝いムードを高めてくれます!
最近は、落ちついた雰囲気のシックでモダンな被布もおしゃれで人気があります。成長したわが子を大人っぽく撮影したい方にはおすすめです。
3. 五歳は「袴着の儀」
五歳のお祝いは男の子の「袴着の儀」です。名前の通り、生まれて初めて袴を着て、大人の仲間入りをする儀式であり、袴の上に羽織を着るのが通例となっています。男の子にはやはりブルー系やブラック系のかっこいい袴が人気のようです!
こちらの写真では三歳の弟くんも袴姿。本来、袴は五歳の「袴着の儀」で着るものでしたが、最近では伝統にとらわれず、ご家族や本人の意向で決める場合も多いようです。人生に一度の大切な機会、一番気に入った衣装で臨みたいですね!
4. 七歳は振袖
七歳は女の子のお祝いです。大人と同じ振袖を着ることで、大人の仲間入りをします。
三歳と七歳の大きな違いに、帯があります。三歳では帯は締めずに被布を着るのに対し、七歳では帯を締め、成人と同じ装いになります。大人っぽく華やかな帯を締めて、その結び目もしっかり写真に収めましょう!
5. 洋装も素敵!
七五三では必ずしも和装でなければいけないという訳ではありません。こちらの三兄弟は、スーツ姿で満面の笑みを見せています!小さい子供にとっては和装は動きづらく感じてしまう場合もあるため、洋装のほうが普段の自然な雰囲気で写真が撮れるということも考えられますね。
こちらのお姉ちゃんは、ママが実際に七五三で着たワンピースを着て、ママの七五三写真とともに撮影!親子の絆を感じますね^^自分の七五三衣装が残っているというパパママは、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
6. 普段着でカジュアルに!
七五三の記念に、カジュアルな家族写真を残すのも素敵ですね!こちらの写真は家族の日常を切り取ったような自然な笑顔が印象的です。色鮮やかな衣装が、おめでたい雰囲気を演出していますね^^
7. 伝統衣装で差をつける!
せっかくの七五三、まわりとは差をつけてとっておきの思い出にしたい!という人は、なかなか着る機会のない伝統衣装にチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。こちらのお姉ちゃんは十二単(じゅうにひとえ)での撮影!その姿は平安貴族のようで、とっても豪華ですよね。
こちらは平安時代以降、男性貴族の普段着として着られていた狩衣(かりぎぬ)。烏帽子(えぼし)をかぶってしゃくしも持てば、気分はすっかり平安時代に!
こちらのお兄ちゃんは鎧(よろい)を着て兜(かぶと)をかぶってすっかり戦国時代の装いです!伝統衣装を身に付けることで、一生に一度の貴重な経験として、思い出深い七五三になるのではないでしょうか。