お子さまの成長をお祝いする行事である七五三。
晴れ着姿のお子さまと一緒に健やかな成長を祈願するために、神社・仏閣へ参拝するご家族がほとんどですが、実際しっかり七五三詣りをしようとすると、「いつ実施すべきか、誰を呼べばいいのか、どのような決まり事があるのか」などなど、基本知識から分からない部分が多いのではないでしょうか。
今回は、七五三詣りの基本的な基礎知識を解説します!
目次
1. 七五三とは?
▶ 由来・歴史
▶ 七五三では何をするの?
2. 七五三の対象年齢・性別について
3. 七五三の実施時期はいつ?
▶ 縁起の良い六曜を選ぶ
▶ 喪中や忌中の場合はどうする?
4. 七五三当日のスケジュール
▶ 当日のスケジュール例
5. お参りする場所の決め方
▶ 神社・お寺(参拝・ご祈祷)
▶ 神社境内・公園での記念撮影
6. 七五三当日の参加者は?
▶ 基本は家族で
▶ 祖父母・親族が参加する場合のポイント
1. 七五三とは?
七五三(しちごさん)は、お子さまの健やかな成長を神様に感謝し、これからの幸せを祈願する日本の伝統行事です。3歳・5歳・7歳の節目に行うことから「七五三」と呼ばれています。
現代では神社・お寺への参拝だけでなく、記念写真撮影や家族でのお食事会もセットで行うご家庭が多く、お子さまにとっても家族全員にとっても一生の大切な思い出になります。
▶ 由来・歴史
七五三の起源は平安時代にさかのぼります。
当時の医療が発達していなかった時代は子どもの死亡率が高く、子どもが健やかに成長することはとても幸運なことでした。そのため、子どもが無事に育つことを節目ごとに祝う儀式を行っていたことが七五三のはじまりといわれています。
3歳、5歳、7歳、それぞれで、
・3歳 = 初めて髪を伸ばし始める「髪置き(かみおき)」
・5歳 = 人生で初めて袴を着て、男として社会の一員になる「袴着(はかまぎ)」
・7歳 = 子供用の付け紐を卒業し、大人と同じ帯を締める「帯解き(おびとき)」
の儀として、成長のお祝いと健康祈願をしていました。
▶ 七五三では何をするの?
七五三では、大きく分けて以下の3つを行うのが一般的です。
①神社・お寺への参拝とご祈祷(ご祈願)
②記念写真撮影(神社境内・公園など)
③家族でお食事・お祝い
これらを必ず全て同じ日に行う必要はありません。
写真撮影を参拝より先に行う「前撮り」を選ぶご家庭も多く、お子さまの体調・スケジュールに合わせて柔軟に計画しましょう。
2. 七五三の対象年齢・性別について
七五三の対象年齢は、3歳・5歳・7歳です。

お子さまが七五三を迎える時期は、「数え年」と「満年齢」のどちらの数え方を用いるかによって変わってきますが、「数え年」「満年齢」どちらでもお祝いできます。ご家族の都合に合わせてお選びください。
3. 七五三の実施時期はいつ?
七五三の伝統的な日は、11月15日が「七五三の日」とされています。
しかしながら近年では、お祝いに一緒に参加されるご家族や親戚、お子さまの幼稚園や学校などの都合に合わせ、11月15日に限らず、10月〜12月にお祝いする方も増えてきています。
必ずしも11月15日の「七五三の日」に実施しなければいけない訳ではありません。
また、10月11月はもちろん、混み合う時期を避け、桜や新緑の季節、お盆など長期休暇の帰省時、お子さまの誕生月などに合わせてお参りをするご家族も増えました。
地域によっては、11月15日はすっかり冬。東北や北海道など早い時期から気温が下がる地域の場合は、時期をずらしてお参りすることもオススメです★
▶ 縁起の良い六曜を選ぶ
参拝日を決める際、縁起の良い「六曜(ろくよう)」を参考にするご家族も多いです。
六曜とは暦の一つで、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つがあります。
日取りの良い日や縁起の良い日にお参りをされたい方は、六曜の中でも縁起が良いとされている、「大安」「先勝(午前)」「友引(午前または午後、昼頃は避ける)」「先負(午後)」がおすすめです。
神社や仏閣によっては「日取りよりも心持ちが大切」と考えるところも多くありますので、あくまでも日程決めの参考のひとつとして、ご家族が都合のつく日を優先しながら日程を決めていきましょう。
▶ 喪中や忌中の場合はどうする?
ご家族に不幸があった場合、七五三の実施タイミングについて迷われる方も多いです。
一般的な考え方は以下の通りです。

ただ、神社や仏閣によっては喪中の場合でも七五三を断られる場合があるため、事前に参拝予定の場所に直接確認しておくと安心です。
4. 七五三当日のスケジュール
着付け/ヘアメイク・参拝/祈祷(祈願)・お祝いの食事会の時間や、参加する親族の予定、予想される神社の混み具合、気候などを加味して調整します。
▶ 当日のスケジュール例

午前中は人気の時間帯で混雑するため、お昼寝がないお子さまであれば、午後にのんびり撮影を実施するのも良いでしょう。
また、着物は長時間着ていると疲れやすく、お食事中に汚さないためにも、食事会場への移動する前にはお子さまを着替えさせてあげると快適に過ごせます。特に3歳のお子さんは体力が続かないこともあるため、無理のないスケジュールを心がけましょう。
5. お参りする場所の決め方
▶ 神社・お寺(参拝・ご祈祷)
七五三のご祈願(ご祈祷)は、近隣の神社またはお寺で行うことが一般的です。
ただ、どこの神社で参拝するかは厳密な決まりがないため、近年では、思い入れのある神社や有名な神社を選んで参拝するご家族も増えています。
参拝先が決まったら、神社やお寺によっては祈祷の予約が必要となる場合があるため、事前に確認し、予約が必要であれば日程を決めて手続きをしましょう。
▶ 神社境内・公園での記念撮影
記念写真は、神社の境内や近くの公園など屋外で撮影する「ロケーション撮影(出張撮影)」が人気です。 自然光の中で撮影した写真は温かみのある仕上がりになり、参拝と撮影を同日にまとめることもできます。
神社の境内にて撮影する場合は、事前に撮影可否の許可も併せて確認しておくと安心です。
6. 七五三当日の参加者は?
▶ 基本は家族で
七五三は両親と子どもが中心の家族行事です。
近年は祖父母も一緒に参加するご家庭が増えており、7〜8人規模でお祝いするケースも珍しくありません。
▶ 祖父母・親族が参加する場合のポイント
・参拝・食事会への参加人数を確定し、食事会場の人数予約を済ます
・移動手段、集合場所、時間を事前に共有する
・お祝い金やプレゼントについて事前に話し合う(重複を避けるため)
・写真撮影やお子さまの着替えサポートなど、当日の役割を分担する
参加人数が多い場合は、個室のあるレストランやホテルの食事会プランがおすすめです。
特に11月はレストランも混雑するため、早めに予約をしましょう。









